在学生(学部・大学院)

データで社会を読み解く力。ゼミでの学びを横浜市の未来へつなぐ挑戦

窪田 彪吾 経済学部 経済学科4年
神奈川県 横須賀総合高校 出身
横浜市役所 内定
※経済データ分析学科と同等の内容の学びを経た学生です。

INDEX

経済学科経済データ分析専攻(経済データ分析学科)を選んだ理由は?

高校までの学びの中では十分に深く知りえない社会の仕組みを客観的なデータや理論をもとに理解したいと考え、経済学部を希望しました。その上で、景気変動、雇用、財政・金融政策など、私たちの生活に直結する問題を数量的・論理的に分析できる点に魅力を感じ、経済学とデータ分析の両方をバランス良く学べる経済データ分析専攻を選びました。

学びの中で”なるほど”と思った瞬間は?

授業で「相関関係は示すことができるが、因果関係を証明することは難しい」と教わりました。迷信などもデータを集め分析してみると、直接的な因果関係はなく、それぞれに影響を与えている第三の要因が見えてきたりします。日常では様々な事柄に関係性が見られますが、そうした関係が単なる相関なのか、それとも因果を表すものなのかなど世の中での動きをデータ分析を通して自分の中に落とし込んでいくことで理解につながり、学びが生きた瞬間でした。

学びを通して身につけたことは?

世の中では情報があふれかえっていますが、そうした情報を鵜呑みにするのではなく、一度立ち止まって、自分自身で正しいかどうかを考えるという習慣が身に付きました。データ分析の基礎作業では、目的を叶えるために適切なデータを集め、集めたデータをグラフなどで表し、可視化します。このように自身で必要となるデータを探し、数値の羅列に過ぎないデータをわかりやすく整理し、そこからデータの持つ意味を読み取るといった訓練を繰り返すことで自身の考えを論理的な根拠とともに議論することができるようになりました。情報があふれているこの時代で、正しい情報を精査する能力が磨かれたと思います。

就職後、学びの成果をどう活かしたいか?

来春から横浜市で公務員として働きます。データ分析を学ぶことで身に付けた能力を活かし、政策を検討する際には論理的根拠に基づいた提案を、また、市の取組みを市民や区民の方に対して説明する際には政策効果の見える化なども活かし丁寧な説明をしていきたいです。ゼミでは、“見える化”をコンセプトとして、様々なデータを用い横浜市で起きていることの解像度を高めて観察するといった取組みを行ってきましたが、こうした経験も行政に携わる中で活きると思います。“データ分析”という新しい分野に粘り強く食らいつき学んできたように、今後は多岐にわたる行政の仕事に粘り強く挑戦していきます。

後輩へのメッセージをどうぞ!

学んだことを実際に手を動かして確認するといったように、学問を体験的に実感できる機会が多いことが本学科の面白いところであり、魅力です。大学での学びは高校までと比べ、より深くより専門的に学ぶことができます。そして、興味を持った物事に深く熱中できるほどの時間があります。やる気があれば様々な経験を積み重ねることができますが、自由であるがゆえに当然逆のこともありえます。ぜひ様々な学びを自ら掴み取りに行ってください!

※内容はすべて取材当時のものです。