在学生(学部・大学院)

一緒に面接練習をして、アドバイスし合う仲間がいたからつかめた夢

鈴木 彩美(向かって右)
外国語学部 英語英文学科4年
大手航空会社 客室乗務員 内定

室井 佑介(向かって左)
外国語学部 英語英文学科4年
大手航空会社 客室乗務員 内定

異なる大手航空会社からそれぞれ内定を得た鈴木さんと室井さんは、「客室乗務員になる」という同じ目標のもと励まし合い、助け合ってきた就職活動仲間。

2人は、どのように大学の制度やプログラムを活用して就職活動を進めていったのか、お話を聞きました。

INDEX

性格は全く違う、でも客室乗務員を目指す熱量が同じだったから気が合った

――客室乗務員を目指したきっかけを教えてください。

鈴木 小学生の頃にハワイへの家族旅行で飛行機を利用し、同乗していた客室乗務員の方に憧れを抱いたのが始まりです。長時間のフライトで、乗客の私たちはもうぐったり。それなのに、機内でテキパキと働く客室乗務員の皆さんは疲れを少しも見せず、常に笑顔なんです。「なんてパワフルで、かっこいいんだろう。私もこんなふうになりたい!」と思いました。本気で航空業界を目指すようになったのは大学に進学してからです。体力をつけるためにチアリーディング部にも入部しました。

室井 私は高校時代から漠然と「世界で活躍できる人になろう」と考えていたのですが、英語が苦手なのがネックでした。そこで弱点克服のため英語英文学科に入学し、1年次の春休みには、自分でお金を貯めてオーストラリアに短期留学をしたんです。そのときホームステイをしたのが、カンタス航空で客室乗務員をしている日本人のご家庭でした。「日本を知らない方に、日本の文化や魅力を伝えられるのが仕事のやりがい」と語るのを聞き、「なんだか面白そうだな」と思ったことが人生の転機になりました。

――夢をかなえるために、まずしたことは?

室井 私は、客室乗務員が何をする仕事なのかもよく分かっていなかったので、まずは現場を見てみようと2年次から空港で機内清掃のアルバイトを始めました。

鈴木 すごい行動力!

室井 フライト準備をする客室乗務員の皆さんの様子を見ることができましたし、清掃や整備など、フライトを支える業務も知ることができ、何より空港という場所がとても好きになりました。

鈴木 私は、英語の勉強をしたり、部活やアルバイトを頑張ったりしている毎日が、本当に客室乗務員という夢の実現につながっているのか、とても不安に思っていたんです。それで2年次の10月頃に初めて就職課を訪れて、就職課主催のエアライン講座があることを教えてもらいました。

室井 私も3年次の10月からエアライン講座に参加し、そこで初めて鈴木さんに会いました。「この人は絶対に客室乗務員になるだろうな」と思いましたね。たたずまいがもう、空港にいる客室乗務員さんそのものだったから(笑)。

鈴木 講座を受ける頃には、もし日系航空会社の定期採用がうまくいかなければ、外資系航空会社や不定期採用などにも挑戦する覚悟でいましたから!室井さんの第一印象は「エネルギッシュな人」。講座では、いつも誰よりも早く教室に来て、一番前の真ん中の席を陣取っていたんです。私とは性格が違いますが、客室乗務員を目指す熱量は同じで、話が合ったんですよね。

――当初は、内定先とは異なる航空会社を志望していたと聞きました。

鈴木 父が仕事でよく利用していた航空会社に親近感を抱いており、最初はそこを志望していたのですが、自己分析や企業研究を進めていくと、同じ航空会社でも社風はさまざまであることが分かりました。途中から「私には内定先の航空会社の方が合っているかも…」と思い始めました。

室井 私はインターンシップに参加して、第一志望を変更しました。実は、鈴木さんにも「室井さんはこっちの航空会社の雰囲気の方が合うんじゃない?」と言われていたんです。客観的に見てくれる人がいるって大事なことですよね。

2人一緒に面接練習をすれば、アドバイスもたくさん聞ける

――就職課での面談にも2人で一緒に通っていたんですよね。

室井 就職アドバイザーの方に勧められたんです。私は、人生最初の採用面接が第一志望の会社になりそうだったので「それまでにたくさん面接練習をして場数を踏みたい」と思っていました。そう就職課で相談したら、「2人で一緒に面接練習を受けてみるのはどう?」と提案してもらいました。

鈴木 2人で2枠予約して、もう1人の面接練習を横で聞いていれば、その分アドバイスもたくさん得られますからね。いざやってみたら、それ以外にもメリットがたくさんありました。

室井 そう!自分では気付いていなかった長所を、鈴木さんが客観的に見て、教えてくれるのが本当にありがたかった。就職アドバイザーの方は、就活のプロではあっても、普段の私を知っているわけではないですから。面談の後に鈴木さんが「今日話していたアルバイト先でのエピソードより、道で困っている車椅子の方に手を貸してあげた話の方が面接官に響くと思う」と意見をくれたこともありましたね。

鈴木 一緒に面接練習を受けては、お互いにアドバイスし合いました。私もエントリーシート作成がうまくいかないとき、室井さんの言葉に何度も助けてもらいましたよ。最終選考の前にも、室井さんは授業がない日だったのに大学まで来て、面接練習に付き合ってくれたんです。

室井 面接官の気持ちになって質問するのは、自分の練習にもなりますから。

鈴木 そうやって準備した最終選考で、私は感極まって2度も泣いてしまいました。選考の冒頭、先輩社員からの応援メッセージ映像が流れて1度泣き、「私がこれからの数十年の人生を共にしたいのは、御社です」と、面接で思いを伝えながら再び涙。インターンシップなどでお会いした客室乗務員の方が心配して声をかけてくださり、その方が私を覚えてくださっていたことがうれしくて、さらに涙が止まらなくなってしまいました。その最終選考の結果が来たのも、ちょうど就職課で室井さんと一緒に就職アドバイザー面談を受けているときでした。内定通知メールが届いたんです。

室井 就職アドバイザーの方と3人で「やったね、おめでとう!」「うれしい、ありがとう!」と盛り上がって。ずっと一緒に頑張ってきたので、鈴木さんの内定はすごくうれしかったんですけど、正直なところどこか悔しくもあり、複雑な気持ちでしたね。でも、その後に自分が受けた最終面接ではしっかり気持ちを切り替えられたので良かったです。むしろリラックスしすぎて、「あなたの弱みは?」という質問に、「頑固なところです」と思わず本音で答えてしまいました。「正直すぎた」と反省していたら、面接官の方に「自分の弱みを、恥ずかしがらずに素直に出してくれたところが良かった」と言われて、ホッとしました。内定の知らせがなかなか来なくてやきもきしましたが、電話がかかってきたときは本当にうれしかったですね。

――今後、どのような客室乗務員になりたいですか?

鈴木 世界中のお客さまに選ばれる、愛されるエアライングループになることが内定先の航空会社が目指す姿。そこに向かっていくために、周囲とコミュニケーションを取りながら、良いサービスをお客さまに還元していきたいです。「この飛行機に乗って良かったな」と思っていただき、私を通して内定先を好きになってもらえるような客室乗務員になるのが目標です。

室井 男性の客室乗務員はまだまだ少ないのが現状で、内定先でも比率は1%以下。これから少しずつ増えていくと思いますが、「男性客室乗務員といえば室井佑介!」とパッと思い出してもらえるような、会社の“顔”になりたいです。やるからには一番を目指したいので、志高くいきたいですね。

【後輩へのメッセージ】就職活動は自分を知り、経験値を上げるチャンス!

――就職活動を控えた神奈川大学の後輩に応援のメッセージをお願いします。

鈴木 挑戦する前に諦めるほどもったいないことはありません。「できる」と思い続ければ、行動や習慣が変わる。その変化が、皆さんをやりたかったことや行きたかった場所に連れていってくれると思います。

室井 どんな思いがあっても行動しなければ結果は出ません。つらいこともあるかもしれませんが、頑張ってください。応援しています!

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※内容はすべて取材当時のものです。