在学生(学部・大学院)

きっかけは、生徒が目標を達成できるように全力になる指導者との出会い

三ツ石 颯 2023年度 国際日本学部日本文化学科 卒業
現役合格:令和5年度実施 静岡県公立学校教員採用候補者選考試験<国語>

INDEX

01国語の教員を志すようになったきっかけは?

初めて教員という職業に興味を持ったきっかけは、部活動でした。生徒が目標を達成できるように全力になる指導者と出会い、憧れを抱きました。あくまでも主役は生徒であり、そのサポートをする姿に影響を受けました。部活動の経験から教員に興味を抱き、そこからことばに改めて立ち止まって考える国語科の授業にも魅力を感じるようになりました。部活動と国語科の授業の両方に影響を受け、どちらも自分が教えてみたいという夢を抱き、教員を目指しました。

02現役合格のために4年間努力してきたことは?

教員になるうえで必要となる情報に対し、常に意識を向けることを心がけました。具体的には、授業で疑問に感じたことは授業後に質問をするようにしていました。他にも、自分自身が部活動に所属し、全国大会を目指すうえで、部活動指導につながる知識や経験を得ました。

03教職課程を履修する上で大変だったことは?それを乗り越えるためにどんなことをした?

特に大変だったことは、模擬授業です。他の授業も多く履修しながら、実際の授業と同じ50分の授業をしたことは、かなり苦労しました。それを乗り越えるために、同じ学科の友人にアドバイスをもらい、意見交換をしながら授業を改善していきました。

04どんな教員採用試験対策をしてきた?

大学が開設している教員採用試験対策講座を活用しました。また、高校にボランティアで伺い、実際の現場での学びを特に大切にしました。採用試験の面接で話せるエピソードが増え、結果的に合格につながったと考えています。

 

05教育実習を通して学んだことは?

目の前の生徒にしっかり目を向けることの大切さを学びました。教育実習では模擬授業と異なり、生徒に対して授業をするため、準備通りに進まないこともありました。そのため毎日、試行錯誤しましたが、多くの生徒が「次は、いつ授業に来てくれますか」と言ってくれ、授業の楽しさも学ぶことができました。

06後輩へのメッセージをどうぞ!

教職課程を履修していくうえで、大変なことも多いと思います。私も授業準備や採用試験の勉強で何度も「もう無理!!」と感じました。しかし、生徒に会い、その生徒が苦労しながらも目を輝かせて挑戦している姿を目の当たりにした際、教員を目指して良かったと心から思いました。興味を抱いたことにまずは挑戦してみてください。そのことが魅力的な教員になる第一歩だと思います。応援しています!

 

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※内容はすべて取材当時のものです。