在学生(学部・大学院)

デート代をどちらが出すか?婚約指輪は男が用意するもの?ジェンダーを考える機会はたくさんあります。

相原 剛 人間科学部 人間科学科 3年
神奈川県 平塚中等教育学校出身

LIBERAL ARTS

教養教育(ジェンダー論)

ジェンダー。高校までは正直、単語を知っているぐらい。でも共通教養科目で、女性と男性に関する社会課題や、性の多様性について学んだことで、難しそうだと固まっていた自分の思考が柔らかくなった気がします。“LGBTQ”とひと括りにされがちなセクシャル・マイノリティも、誰を好きになるのか、どんな格好をするかなど、さまざまな要素によって構成されている多様性の話。一人ひとり顔や性格が違うように、性のありかたも違うのは当たり前ですよね。たくさんの講義の中で一番興味深かったのが、LGBTQ肯定派・否定派にあえて扮してのディベートです。ロールプレイにより、差別する側・される側、両方を疑似体験でき、内面から掘り下げることができたように思います。目からウロコだったのは、不妊治療について。男性不妊というケースもあることを知り、男も当事者なんだと意識を改めました。僕の卒論のテーマは「父親と子育て」。昔から自分の中で、子育てをしっかりしたいという考えがあるんです。今インターンの時期で、いろんな業種を見てみたいと思っていますが、例えば「くるみんマーク」の有無など、子育てをサポートしているかどうかを手がかりにするのもいいかなと。ジェンダー論を通じて、僕の人生、豊かに広がっていきそうです。

MORE FEATURES

ウワサの「ファブラボみなとみらい」で自由にモノづくりも。あなたもぜひ!

3Dプリンターなどの工作機械を自由に使える工房が「ファブラボみなとみらい」。文系理系問わず、モノづくりに興味のある学生なら誰でも気軽に利用できます。学生起業家の卵も誕生中!

※内容はすべて取材当時のものです。