在学生(学部・大学院)

好奇心は、星の数。恒星の自動追尾システムを開発しています。

松木 温寛 工学部 総合工学プログラム 4年(機械工学科へ分属)
神奈川県 金井高等学校出身

応用物理学科のひと×こと

とにかく広い・暗い・静か。これ、宇宙のこと。でも、日頃味わえないスケール感が、宇宙の魅力ですよね。あなたも興味をひかれませんか?僕がいま、研究室で取り組んでいるのが、恒星を自動で観測するシステムの開発。現在時刻と座標を入力して、狙った恒星をロックオン。台座に置かれたカメラが自動追尾してデータを収集します。簡単そうですが、たとえば天候の変化で別の星に切り替えなければいけないことも。まだまだ課題は山積みです。でも、こんなことで弱音を吐くわけにはいきません。研究室の有働先生がやっていることに比べたら、僕の研究なんてまだまだ初歩レベル。なにしろ先生は、宇宙空間に飛び交っている「宇宙線」の国際的な研究グループに所属しているんです。アメリカ・ユタ州に設置された実験装置を使って、年に数回、計測実験を行っています。帰国したときの土産話がホント面白い。じつは、その実験装置をすごくコンパクトにしたものが、神大の校舎の屋上にあるんです。いまの研究を早く終えて、先生の実験の手伝いをしてみたい!とにかく広い・暗い・静か。宇宙への興味は、無限大です。

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※内容はすべて取材当時のものです。