在学生(学部・大学院)

まさか、そんな仕組みが!?植物だからって、あなどれません。

世羅 総一郎 工学部 総合工学プログラム 3年(物質生命化学科へ分属)
神奈川県 麻生高等学校出身

生命機能学科のひと×こと

「ひまわりは、いつも太陽の方を向いている」って、聞いたことがありますよね。それを聞いて、ひまわりの花が一日中、太陽を追いかけていると思っている人も多いのでは?じつは僕も、授業で教わるまでは、そう思っていました。でも、太陽を追いかけるのは花が咲く前。花が咲くと、東を向いて固定されてしまうのです。どうしてそうなるかは、植物ホルモン「オーキシン」が作用しているから。じつはこのオーキシンは、かなりの働き者!光や重力などの環境の刺激に反応して、茎や根の伸びる方向を決めてくれるんです。研究室では、そんなオーキシンについて、シロイヌナズナという植物を使って研究中。たとえばオーキシン合成を遮断したら、根がどう伸びるのか?さまざまな制限を加えた条件のもとで、植物の成長にオーキシンがどのように関わるのかについて調べています。それを解明することで、農作物の生産力を高めたり、宇宙空間での植物栽培に役立つことがあるかも?ところで、なぜ、ひまわりの花が東に向いているのかわかりますか?答えは、朝日によって夜露が早く乾燥するので、病原菌の蔓延を防ぐことができるため。植物って、知れば知るほど面白くて、研究室に入ってから植物を見る目が変わったなと実感しています!

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※内容はすべて取材当時のものです。