在学生(学部・大学院)

メンバー全員でインカレ出場へ

トライアスロン部
長島 翔太 Nagashima Shota
法学部3年 主将
齋藤 陽之助 Saito Yonosuke
人間科学部4年

神奈川大学トライアスロン部は、2022年5月22日(日)に開催された第13回日本学生スプリングトライアスロン選手権渡良瀬大会に出場した。
今季初戦となるレースを終えて、長島翔太主将(法学部3年)は「メンバー全員が怪我なく完走し、今後のレースに繋がる大会となった」と振り返った。
このレースは、6月に控える関東学生選手権大会(インカレ予選)に向けて、自分たちの実力を測る機会として捉えており「これまでに取り組んできたトレーニングの成果を発揮した手応えのあるレース展開だった」と語った。

INDEX

01インカレ出場に向けた練習

チームは『メンバー全員のインカレ出場』をスローガンに掲げている。
トライアスロンは、水泳(1.5㎞)・自転車(40㎞)・マラソン(10㎞)の順で3種目のレースタイムを競うので、練習も相当量になるという。
平日はランニング中心のメニューを行い、休日はロードバイクで三浦半島や小田原に向けて走り込む。バイク練習は早朝に出発すると100㎞を超える長距離を走り、戻る頃には夕暮れを迎えるほど、丸1日の時間をかけて練習を行っている。
長島主将は「メンバー全員で過酷な練習を乗り越えてきたので、苦楽を共にした仲間たちと一緒にインカレの舞台に立ちたい」と意気込みを語った。

02エースが語るインカレの景色

齋藤陽之助選手(人間科学部4年)は、昨年度インカレに出場し、神奈川大学トライアスロン部内で最高記録を収めたエース選手である。
高校時代は野球に明け暮れたという齋藤選手。大学生活は新しい事にチャレンジしたいと思い、マリンスポーツやロードバイクへの憧れからトライアスロンを始めた。
野球で培った運動神経を武器に、練習でメキメキと実力を伸ばすと、2年・3年次と連続してインカレ出場を果たすまでに成長した。
齋藤選手はインカレについて「シーズンの集大成となる大会なので、全ての選手たちが一秒でも早いタイムを求めて競うこのレースに出場できるのは光栄です」と話した。
続けて「何度でも出場したいと思える大会なので、後輩たちにも同じ舞台を味わって欲しい」とエールを送った。

03トライアスロンの魅力

最後に、トライアスロンの魅力について問うと、齋藤選手は「過酷な競技中でも、季節ごとの街並みや景色、空気を感じられること」と語った。
横浜はトライアスロン世界大会が開催されるトライアスロンシティである。美しい港町をはじめ、歴史的建造物などの景色の中で走れるのは、神奈川大学トライアスロン部にとって、これ以上ない最高の環境である。

取材後記

トライアスロンをはじめて、友人や教職員など多くの方が応援してくるようになったと話してくれた。選手たちが真摯にトレーニングに励む姿は、多くの人の心を打っていると感じた。
インタビューを通し、一人のファンとして彼らのインカレ出場を期待したいと思った。

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※内容はすべて取材当時のものです。