在学生(学部・大学院)

日本人は私一人。異国の地で体感しました。「他文化を受け入れる」ということ。

関 心結 経営学部 国際経営学科3年
神奈川県 横浜栄高等学校出身

STUDY ABROAD

海外留学(ヴァルナ経営大学)

幼い頃から英語には親しんできた私。でも留学するなら日本人がいない、今行かないと一生行かない場所にしようと、ブルガリア共和国を選びました。自分がどう変わるのか興味があったのです。留学先の大学の授業は英語で、マーケティングや簿記など神大で学んだ内容だったので理解できましたが、周りにロシア語話者が多く、日常会話に苦労したため「これもチャンスだ」ととらえ必死でロシア語を勉強しました。一番印象的だったのは「文化間意識」の授業。イタリア人の学生が私の方に歩いてきたとき、近すぎると感じたら手を挙げるよう先生に指示されたのですが、私が手を挙げるとみんなビックリ。遠すぎたらしいのです。それからは、みんなが私に「ハグしてもいい?」と聞いてくれるようになり、これが「受け入れて一緒に生きていく」ということなのだ、と実践的に体感しました。いろいろな国の留学生と交流した9カ月、「見た目や文化が違うだけでみんな同じ人間。自分が思うより世界は寛大だし、なんとかなる」が私の結論。異文化に体当たりしてみたら、ポジティブな自分がそこにいました。

※内容はすべて取材当時のものです。