在学生(学部・大学院)

その土地に何を建てるかより、その土地の地盤が気になりました。

森 康太 建築学部 建築学科*4年
東京都 町田高等学校出身

Department of Architecture and Building Engineering

建築学部 建築学科 構造コース

建築や土木に興味があって進学。そして、幅広く学んでいたある日、「これだ!」と思える目標が見つかったんです。それは、2年次に受けた基礎構造の授業。建物を安全に支える地盤と基礎構造との関連性を学ぶ科目で、すっかり土質や地盤に興味が。その土地の地盤に応じた適切な基礎をつくらなければ、地震などで倒壊するおそれもありますから…。それに地盤についての知識を深めれば、トンネルやダム、交通インフラなど、大掛かりなプロジェクトに参加するチャンスも。現在、研究室では、大規模なボーリング調査の代わりに微動を測る簡単な装置でどれだけ正確に地盤を調べられるかを検証しています。研究を続けることで、機械に触れたり、自発的に論文を読んだりすることが増え、研究分野についてどんどん詳しくなれました。春からは、大学院に進学予定。現在行っている地盤の研究知識に加え、大学院でさらに専門的な知識を吸収し、将来は土木業界で日本だけでなく海外でも活躍できるようになりたいと考えています。

*建築学部建築学科は、2022年4月開設です。インタビューは建築学部建築学科と同等の内容の学びを経た学生です。

※内容はすべて取材当時のものです。