職員
“課題”は自ら取りに行くもの。
横浜キャンパス
研究支援部 産官学連携推進課(取材当時)
2014 年 既卒入職
INDEX
01現在担当されている主な業務は?
本学で取り組んでいる研究の中には、社会に実装できる段階のものもあります。それらの研究内容を社会へ発信し、社会ニーズと結び付ける役割を担っているのが、私が所属する「産官学連携推進課」です。専門的な内容を完全に理解・把握するのは難しいのですが、技術分野のコーディネーターや知的財産の専門家と連携しながら、社会に実装するための種となる新たな技術シーズを世に出すための枠組み作りに奮闘しています。
02大学職員を志した理由は?
大学卒業後、民間企業に就職しました。前職の業務を通じて、海外で活躍する日本人の姿に感銘を受けたのです。そして「こうした人材を育てることが、日本にとって重要だ」と確信しました。高等教育機関に身を置けば、学生たちに働きかけ、将来に向けた意識を高めることができます。明日の日本を支えるために一翼を担いたいという思いで、大学職員への転身を決意しました。
03働く上で日々心がけていることは?
大学という組織は、部署ごとにカラーが異なります。その上で「横の連携」を図らなければ、物事が前に進みません。連携を呼びかけるために大切なのは「発信する力」、そして「巻き込む力」。私が心がけているのは“タタキ台”――プランを書き出して共有することです。資料の形にすることで、ただ口頭で伝えるよりも議論のスピードが早まります。これから入職される皆さんも、ぜひアイデアを“タタキ台”にして、周囲を巻き込んでほしいです。そしてさらなる高みに向け、共に成長しましょう。
04私の一週間
Monday
産学連携製品のPR業務
本学発のベンチャー企業が展開している化粧品シリーズの「PROUD BLUE」(プラウドブルー)。
社会に向けて情報を発信し、技術の認知拡大に努めます。
Tuesday
問い合わせを受けた企業と面談
工学系研究者との産官学連携を見据えた情報交換。
実現したいこと、研究者に求めるものをヒアリングしながら、共同研究や受託研究の可能性を探ります。
Wednesday
研究者と対面で打合せ
大型公的受託研究案件で購入する機器について、細かな要望をヒアリング。
研究者との信頼関係を築くために、極力顔を合わせて話すことを意識しています。
Thursday
学術広報誌の取材に対応
理学部(湘南ひらつかキャンパス)で学術広報誌の取材立会い。
読み手に研究の特徴が伝わるように、写真撮影では教室を黒い布で覆って光を遮断するよう工夫しました。
Friday
学外のセミナーに参加
リスクマネジメントについて他大学の事例を学ぶため、外部のセミナーに参加。
希望を出せば、学外のイベントにも積極的に参加することができます。
Saturday / Sunday
休日の過ごし方
パンが好きなので、お気に入りの店でパンを買い、妻、娘2人と早起きをして朝食を摂ることが週末の楽しみの1つです。朝食を済ませた後は、家族全員で近所の山や海、寺、公園などに出向きます。季節を五感で感じながら家族で会話をする。この当たり前のことがとても大切だと思っており、私のweekdayの原動力になっています。
キャリア
入職時から一貫して、神奈川大学のブランドを創り、発信したいと思い続けています。
2014年 横浜キャンパス 就職支援部 就職課
キャリアイベントの企画・運営や求人管理・公開など、学生のキャリア支援に従事。
2019年 横浜キャンパス 研究支援部 産官学連携推進課
「大型公的受託研究案件」に関わる業務進捗管理や契約手続など事務全般。
関連リンク
※内容はすべて取材当時のものです。