卒業生
林 徹
高校受験、大学受験、就職活動、資格取得試験。自分の希望を叶えるために大切なことは、努力をすること。例えうまくいかないことがあっても、一生懸命頑張ればなんとかなる。「辛い時こそ、自己研鑽に励む」と決め、日々、頑張ることができています。
株式会社 横浜銀行 営業戦略部 ビジネスリーダー
(2010年卒業)
INDEX
013人、4ヶ月間、500時間。忘れられない学生時代の思い出。
高校時代の授業では、政治経済と英語が好きでした。大学進学を検討している時に、漠然と経営学を学びたい、英語を学びたいという考えがあった中で、神奈川大学に国際経営学科があることを知りました。また偶然にも、塾でお世話になっていた講師が神奈川大学の国際経営学科のOBであることを知ったことでより関心を持ち、国際経営学科に進学しました。
大学の学びの中で、特に印象に残っているのは3、4年次の青木ゼミでの活動です。新規事業プランの検討にあたり、誰がどんなサービスを求めていて、それをどのような形で具現化しプレゼンテーションするかを徹底して学びました。4年次の学部内コンテストをゴールとして設定し、3人の仲間と約4ヶ月・500時間をかけて一つのプレゼンテーションを作り上げました。青木先生のご指導と最高の仲間と最高のパフォーマンスを発揮し、結果最優秀賞を頂くことができたのが自分自身の大きな成功体験になっています。
02辛い時、胸に響いた先輩からのアドバイス。
就職活動をするにあたって、青木ゼミの先輩に相談したところ、その方は地域金融機関に勤務し大活躍されていました。お聴きするお話一つ一つが魅力的で、すぐに就職活動の主軸を地域金融機関を中心とした金融業界とし、横浜銀行での採用が決まりました。
入行当初は上司や周りの先輩に恵まれて、順風満帆な社会人生活のスタートを切ることができました。この時に、働く楽しさも知りました。数年後、会社での仕事がなかなかうまくいかず、自分の力の限界も感じましたが、それでも愚直に頑張り続けました。お世話になった先輩から「辛い時は、下に下に根を張っていくんだ」とアドバイスを受けたことをきっかけに、この経験を形に残そうと宅地建物取引士の資格を取得。それ以降、仕事でうまくいかないことがあっても、この時の経験を生かし「一生懸命頑張ればなんとかなる」、「辛い時こそ、自己研鑽に励む」と決め、今も日々頑張ることができています。
日々の努力が実り27歳の頃、行内で最も栄誉ある頭取表彰を受賞しました。2年目から受賞を目指して日々精進していたので、いただけた時には大変嬉しかったです。そこから5期連続で受賞できたこともまた仕事の励みになりました。社会人10年目となる32歳の時には課長という大役を任されることに。「まさか自分が」という思いは強くありましたが、これまでの頑張りが認められたことへの感謝と、これからも日々最善を尽くそうと改めて思うきっかけになりました。
03経営学部国際経営学科を目指すみなさんへのメッセージ。
高校受験で初めて受験を経験しその時、努力をすると自分の希望を叶えられると感じました。それ以降、大学受験、就職活動、資格取得試験等「努力すれば叶う」と信じて頑張ることが自分のモットーになっています。
大学時代は、学生と社会人の最後の境目で過ごす最も大事な4年間です。この4年間を全力で過ごし、社会人としての基礎力を鍛え、あなたの目標を叶えてください。
※内容はすべて取材当時のものです。