在学生(学部・大学院)

「私は何のために働くのか?」見つけた答えが、自分の軸になる。

小栁 美結 国際日本学部 国際文化交流学科4年
株式会社ニトリ 内定

志望業界/ハウスメーカー、インテリア、空間デザイン、美容、ホテル
インターンシップ参加/12社
説明会参加/10〜15社
内定数/2社

INDEX

01【1年次】大学入学で視野が広がり、「ホテルで働きたい」という夢を一旦リセット。

幼い頃から英語を習ってきた私は、ホテル業界で働くことに憧れて国際日本学部へ進みました。ですが、大学で学ぶうちに英語を生かせる仕事や面白そうな仕事がほかにもたくさんあることに気付き、ホテル業界への思いが少し薄れていきました。「もう少し視野を広げてみよう」と目標を見直すことにしましたが、横浜での初めてのひとり暮らしやアルバイトなどで毎日忙しくしているうちに、将来のことを深く考えることなく時間が過ぎてしまいました。

02【2年次】「自分から働きかけることで、状況は変えられる」ニュージーランド留学で挑戦を恐れなくなった。

違う世界を見てみたくて、春に6週間のニュージーランド留学へ。にぎやかなホームステイを期待していましたが、私のホストファミリーはサバサバしたタイプで、食事はそれぞれ、休日にどこかへ連れて行ってくれるようなこともありませんでした。そこで私は一念発起。積極的に話しかけたり、「一緒に出かけよう」と誘ったりして、自分から働きかけるようにしたんです。その甲斐あって、私のバースデーパーティーを開いてくれるほど仲良しになれました。

03【3年次】先輩社員に寄り添ってもらいながら、徹底的な自己分析で「自分が働く目的」を発見。

[6月〜]

自分が進みたい道を決めきれないまま3年生になったことに焦り、就職情報サイト主催の企業説明会でさまざまな業界のインターンシップを予約し参加しました。業種を絞るより行動の方が先になりましたが、実際に自分の目で見て、合う・合わないを検討できたので、結果的に良かったと思います。

 

[8月〜]

大学の就職課でアドバイスを受け、夏頃から自己分析ノートを書き始めました。その中で思い出したのが、ひとり暮らしを始めた時や留学時に、自分が落ち着ける空間をつくることで不安を乗り越えられた経験。それをきっかけに、インテリアや住まいに関わる仕事に目を向けるようになりました。

 

[2月〜]

早期選考を受けていたコスメショップから内々定を獲得。その頃からニトリの選考が始まりました。最初の動画面接では大学時代に力を入れたことや挫折経験を問われる程度でしたが、段階が進むにつれて「働くことで何を成し遂げたいのか」「その価値観はどんな経験から生まれたのか」と、他社の面接では聞かれたことのないような内容まで深掘りされました。改めて自己分析の必要性を感じ、私は、小学生の頃の出来事まで遡って自分の人生を見つめ直しました。といっても、一方的に質問攻めにされるような雰囲気の選考だったわけではありません。リクルーターと呼ばれる先輩社員が一人ずつ私たち学生についてくれて、働く目的について考える手助けをしてくれました。その過程で「私は、人々が何気ない日常の中で輝くためのサポートがしたいんだ」という自分の思いに気付くことができたんです。それはニトリの理念とも一致していました。一人ひとりに丁寧に向き合ってくれる企業姿勢にも感銘を受け、「ニトリで働きたい」と強く思うようになりました。

04【COLUMN】「チャレンジすれば、きっと乗り越えられる」と勤務地よりも会社の魅力で進路を選択。

就職活動を始めた頃の私には「勤務地は東京・神奈川・静岡」という強いこだわりがありました。内々定を頂いたコスメショップを受けたのも勤務地確約があったからです。ニトリの総合職は全国転勤があるため悩みましたが、選考を受けるうちに、勤務地の条件を諦めてでも納得して働ける実感が持てたので、今は不安より楽しみな気持ちが大きいです。

05【4年次】第一志望のニトリから内々定を獲得。成長をサポートしてくれるこの会社を選んで良かった。

希望がかなってニトリから内々定を頂くことができました。現在は内定者対象のイベントやプロジェクト、講座などにも参加して着々とスキルアップに励んでいます。入社後は、希望を出した3つのエリアの中のいずれかの店舗に配属されることになります。販売の基礎をしっかり学んだ後、「デコホーム」ブランドの商品開発や広告宣伝に携わるのが今後の目標。選考の過程で発見した「自分が働く目的」は、就職活動だけでなく私の人生の軸になりそうです。

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※内容はすべて取材当時のものです。