在学生(学部・大学院)

【内定者インタビュー】日々、物事を深く考え自分の意見をもつ習慣を

田口 凌輔 工学部 機械工学科
本田技研工業株式会社 内定

 

ものづくりが好き。自動車づくりに携わりたい。

「好き」を突きつめ、物事を深く考える習慣をつけていくことで、

第一志望の会社からの内定を得た田口凌輔さん。

「自分にとことん向き合い、自分を知ること」が就職活動の意義だったと語ります。

 

INDEX

01子どもの頃から好きだった自動車づくりを仕事にしたい

子どもの頃からものづくりが好きで、中学・高校では技術部に所属。エコランカーを作り、燃費を競う全国大会に出場することを主な活動としていました。私が入部する前は、とにかく完走を目標にしていました。しかし、次第に部内では、大会で高記録を目指したいと考えるようになりました。そこで、私は部長を務め、エンジンの改良やボディの軽量化など、部内でやってこなかった新しいプロジェクトを立案し、実行しました。その成果もあり、最初は100㎞/Lだった燃費を、高校1年生の年には、624㎞/Lまで伸ばすことができました。大会の主催は本田技研工業株式会社(以下Honda)で、使用したのもHondaのエンジンだったことから、早くからHondaを身近に感じていました。

 

車づくりがしたくて、大学では工学部機械工学科に進学。就職活動でも自動車メーカーを中心に情報収集をしていました。3年生の9月に、Hondaのインターンシップに参加。このときに出会った社員の方々がみな、車やバイク好きで熱血な人が多く、楽しそうに働いていたことにとても好印象を持ちました。

02大学で学んだ分野と、入社してからやりたい仕事のギャップに悩む

就職活動を始めたのは、就職課主催の2年生向けガイダンスに参加してからです。マイナビで情報収集をしたり、卒業生訪問で業界について聞いたりもしました。会社のホームページからインターンシップの情報を得て応募していました。インターンシップの選考でもSPI試験があるため、大学3年生の 4 月~6月ごろに問題集を買い、何周も繰り返し解きました。

 

エントリーシートの添削では、就職課の就職アドバイザー面談を利用しました。自己PRは、主に中学・高校での部活動の話を書きました。部長としてチームをまとめたり、壁にぶつかったりしたときにどう乗り越えたかなど、数字も使いながら具体的に伝えることを心がけました。自分でも自信をもっていたところなので苦労せずに書けたのですが、困ったのは「入社してからやりたいこと」でした。大学入学前に、私が志望していたのはエンジンの開発でした。しかし、時代の変化とともに多くの自動車メーカーが、エンジン車から環境に配慮したEV車やFCEV車の開発にシフトしていきました。そこで、同じパワーユニットであるEVのバッテリー部門のインターンシップに参加することを志望しましたが、大学で学んできたことは機械工学です。電気は専門ではなく、EV車の開発に自分がどう関わればいいのか想像もできませんでした。

 

インターンシップでお世話になったHondaの社員の方に相談すると、「EVにこだわらず、“乗り物”と広くとらえて、どんな製品や価値を作りたいか、自分がどう貢献できるか、と広く考えてみたら?」と助言をいただき、なるほど!と発想が広がりました。就職アドバイザーに添削もしていただき、なんとか仕上げることができました。

03日々、物事を深く考えることを習慣づける

インターンシップへの参加はとても刺激になりました。私以外の参加者はほとんど大学院生で、彼らの物事のとらえ方、考えの深さ、情報の集め方、発表の仕方、何を見ても自分より優れていて、「自分はなんと考えが浅いのだろう」とショックを受けました。それからは、彼らの課題や問題に対する取り組み方をまねしてみたり、自動車だけではなく、時事問題や政治などにも関心をもったりすることで、「なぜなんだろう」「自分はこう思う」「こうなればいいのでは」と、自分なりの意見をもつことを意識するようになりました。

 

これは、就職活動だけでなく社会人になってからも役立つ姿勢だと思います。今後、世の中はどう変わるかわかりません。日々、物事を深く考えることを習慣にしていれば、ここぞというときに誰も考えつかないアイデアが出せるのではないかと思います。

04「自分にとことん向き合い、自分を知ること」が就職活動の意義

私は機械工学科出身ですが、EVの分野を志望しています。今後、自動車のEVやFCEV化は避けられないからです。最近の若い人は車に乗りたがらないと言われますが、「あの車に乗りたい!」と憧れられるような車を作りたい。開発チームのリーダを任せられるようなエンジニアになりたいです。最近、カナダで車載バッテリー用セパレーターの生産を他社との共同で始めることが発表されましたが、チャンスがあれば海外にも挑戦したいです。

 

就職活動を始めた頃は、「Hondaのように誰でも知っている大企業は競争率が高く、自分には無理なのでは、大学院修了者のほうが有利なのではないか」とあきらめかけたこともあります。でも、もしかしたら、うまくいくかもしれません。挑戦しなければ成功の可能性はゼロです。後輩のみなさんにも、「自分なんて」と思わず、果敢にチャレンジしてほしいと思います。

 

就職活動で内定を取ることも大事ですが、それよりも大事なのは、「自分は何が好きなのか」、「何がしたいのか」、「将来どうなりたいのか」と自分にとことん向き合うことであり、それが就職活動の意義ではないかと思います。そして、最終面接で問われるのもまさにそこです。自分の軸がしっかりしていれば、面接もうまくいくと思いますし、社会人になってからも言われたことをただやるだけではなく、自分からこれがやりたい!と、主体的に仕事に取り組めるのではと考えています。

05いつの時期に何をした?

2年生(2022年)

3月 就職活動開始

3年生(2023年)

7~8月

夏季インターンシップ選考

エントリーシート提出、SPI対策、面接対策

9月 夏季5days インターンシップ参加
11月 内々定
1月 エントリーシート提出

4年生(2024年)

6月 内定

06内定先に興味を持ったきっかけ・決め手

若手でも意見が言いやすい雰囲気や、学部卒や大学院修了など関係なく研究開発職になれる環境があったことが、Hondaを第一志望にした理由です。また、Hondaのフロンティアスピリットやチャレンジ精神に将来性を感じたことも、決め手になりました。

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※内容はすべて取材当時のものです。